目次
はじめに
今回は、Listについて解説します。
そもそも、配列とListの違いは何なのでしょうか。端的に言うと、以下です。
- 配列:あらかじめ要素数を決めて定義する必要がある
- List:サイズが自動的に拡大するので要素数を気にする必要がない
つまり、定義した後に要素を追加したり、取り出したり、削除できたりするのがListの特徴です。
Ex. 要素数 5の配列を準備する
//配列の定義の仕方①
int[] array = new int[5];
array[0] = 1;
array[1] = 2;
array[2] = 3;
array[3] = 4;
array[4] = 5;
//配列の定義の仕方②
int[] array = {1, 2, 3, 4, 5};
ArrayListの作り方
Listを作るには、Javaが標準で準備しているListの実装クラスとしてArrayListを使うのが基本です。元々、準備されているクラスなのでインスタンス化してオブジェクトを追加していきます。
↓ <> 総称型に関する参考記事を載せておきます。
トレノキャンプ
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//インスタンス化
List<Integer> list = new ArrayList<>();
//数字を追加
list.add(1);
list.add(2);
list.add(3);
list.add(4);
list.add(5);
//listの0番目の要素を取得し出力
System.out.println(list.get(0));
実行結果
1
Point : addメソッドで格納。getメソッドで要素番号を指定して取り出し。
最後に
いかがでしたでしょうか。ちなみに、ListとArrayListの違いですが、イメージは親がList、子がArrayListです。
Listはインターフェースという抽象クラスで、それを具象クラスにして使える形にしたもの(Listインターフェースを実装したもの)がArrayListです。List(インターフェース)はインスタンス化できないのでArrayListとしてnewしてインスタンス化しているのです。